第18会議室は定員50名です。希望者多数の場合先着順とし、11月上旬までに来場可能かお知らせします。
[Zoomでご参加の場合の連絡事項] 1. 参加なさる際には、ご自身のマイクをオフにしてください。 2. Web会議のURLは公開しないでください。 3. 録画、録音等をしないでください。 4. Zoomにて表示されるお名前は、本名でアルファベット表記にしてください。 (参考) Zoom会議中に表示される自分の名前変更をする方法 https://symphonict.nesic.co.jp/workingstyle/zoom/change-name/
英語教育、特に、スピーキングやライティングのような産出スキルを育成する際、語用論が不可欠である。しかし、何をどのように教えるかにより、学習者の英語使用が大きく影響されることにも留意しなければならない。特定の表現を明示的に指導し日英の違いを習得させる延長線上にある学習者による英語使用の規範を詳らかにし、英語圏文化の規範に合わせるか否か、また、その向こうにあるものについて、発表者らが2019年に編集・執筆した著書をきっかけに、英語学習での語用論研究とその可能性を掘り下げる。 今や小学校から始まる英語学習を、将来、社会の一員としてのコミュニケーション能力に繋げるため、教育機関の連携やリーダーシップ教育を例にあげ、教育者の視点から語用論を考えたい。
【講演者略歴】 竹田らら: 昭和女子大学全学共通教育センター(国際学部英語コミュニケーション学科)特命准教授。相互行為分析や中間言語語用論の立場から、昭和女子大学のグローバル教育で観察される複数言語使用を分析し、英語力向上に役立つ指導法を開発している。趣味は風景写真撮影と音楽鑑賞。 奥切恵:聖心女子大学現代教養学部国際交流学科異文化コミュニケーションコース教授。言語習得学の観点から聖心女子大学のグローバルリーダーシップ教育にたずさわる。趣味は音楽とミュージカル鑑賞。