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■■ 2009-2010 JACET Kanto Monthly Meeting ■■ |
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演題: 「状況に適切な言語表現の指導を考える」 (Addressing Pragmatics in Language Learning) | |
発表概要 | 外国語を効果的に使いその文化の中で信頼や人間関係を築くためには、文法的正確さのみならず、相手や状況に合った丁寧度や親密さを的確に表現するためのプラグマティックス能力 (語用論的能力) も必要である。 そのような社会的規範は文化や話し手の背景によって異なり、それを把握しておくことは異文化間コミュニケーションの成功の一つの鍵ともなる。本発表では、プラグマティックスの領域の研究や理論を取り入れ、適切な言語の使い方に焦点を当てた英語教育を考える。プラグマティックスの基礎知識と考え方を具体的な実践例を通して紹介する。 |
発表者略歴 |
石原 紀子(法政大学) 応用言語学博士(ミネソタ大学)。ミネソタ大学教育学部講師、アメリカン大学英語教育学科助教授を経て、現在は法政大学経営学部准教授(英語担当)。研究分野はプラグマティックスを取り入れた言語教育 (instructional pragmatics) と教室内評価、言語とアイデンティティー、語学教員養成。 主な論文: Ishihara, N. (2009). Teacher-based assessment for foreign language pragmatics. TESOL Quarterly, 43(3). Ishihara, N., & Cohen, A. D. (in press). Teaching and learning pragmatics: Where language and culture meet. Harlow, UK: Pearson Education. |
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