TOP >> 2006 Monthly Meeting >> 5/20の研究会Last updated on April 9, 2006
 
■■ 2006 JACET Kanto Monthly Meeting ■■

発表題目:ディベートを導入した受講生中心の時事英語授業


発表概要
 「時事(メディア)英語」と称される科目は大学教育に多く位置づけられ,市販テキストに加え,英字新聞やオンライン記事も豊富で,教材には事欠かない。しかし,50名以上の学生を対象とした「時事英語」の授業の場合,教員主導で学生は受身になりがちである。トピック,記事選択から読解,討議まで学生が主体的に取り組み,最終的に時事問題について口頭ならびに文書で議論するという,筆者が試みた自主性と批判思考を育む時事英語の授業実践,「ディベートプロジェクト」について,その方法や効果を論じたい。

発表者略歴
塩沢泰子
文教大学国際学部教授。NHKラジオ高校講座英語U講師。
著書に「英語であれこれ言ってみる」増進会出版(共著),「オーラル・コミュニケーションの理論と実践」三修社(共著)など。
お茶ノ水女子大学大学院家政学研究科(家政学修士)ならびに米国ワシントン州立大学大学院英語学研究科修了(MA in English)。
JACET Oral Communication研究会代表。