TOP >> 2009 Monthly Meeting >> 2009/10/17の研究会Last updated on September 23, 2009
 
■■ 2009-2010 JACET Kanto Monthly Meeting ■■

演題:
「日本語を利用した英語教育のこころみ −NHK教育テレビ『英語が伝わる!100のツボ』より」

発表概要 NHK教育番組『英語が伝わる!100のツボ』は「日本語では簡単なことが、なぜ英語でいえないのだろう」という素朴な疑問からうまれた。お願いするときの「そこをなんとか・・」や、褒められたときの「そんなことないですよ」など日本語特有な表現はぴったりと当てはまる英語がみつからない。そうした日本語特有のいいまわしを英語習得のマイナスと捉えず、むしろ両言語の特徴の違いに気付くことが成人の英語教育にとっては重要であることを考えていく。
発表者略歴 西蔭 浩子(大正大学教授)
獨協大学外国語学部英語学科卒業。コロンビア大学大学院修士課程修了。(英語教授法)。
著書:
『英語リスニングのお医者さん』ジャパンタイムズ 2002
『英語スピーキングのお医者さん』ジャパンタイムズ 2003
『英語リスニングのお医者さん(長文編)』ジャパンタイムズ 2004
『史料で読むアメリカ文化史3』(共著)東京大学出版会 2006
『3段階の発想で英語が伝わる!100のツボ』ジャパンタイムズ 2008
論文:
『英語スピーチにみる学習ストラテジーの変化』大正大学研究紀要 第87号 2002
『英語スピーチにおけるレトリックの「意識化」トレーニング』大正大学研究紀要 第88号 2003
『日本語母語話者に対するレトリックに重点を置いた外国語教授法に関する研究』(共著)大正大学研究紀要 第92号 2007