TOP >> 2007 Monthly Meeting >> 12/15の研究会Last updated on November 29, 2007
 
■■ 2007 JACET Kanto Monthly Meeting ■■

発表題目:日本語教育を通して考える多文化共生


発表概要
 日本に在住する外国人は増加を続け、外国人登録者数は200万を超えました(2005年末現在、法務省)。文化庁による日本語教育大会が毎年開催されていますが、2007年のテーマは「生活者としての外国人に必要な日本語について考える」でした。また、日本語教育学会では、「多文化共生社会における日本語教育研究会」を立ち上げています。このような状況下の日本語教育を通して、多文化共生のあり方や課題について考えてみたいと思います。

発表者略歴
林さと子(津田塾大学)
津田塾大学卒業。国立国語研究所日本語教育長期専門研修修了後、ウィーン大学講師。後にコロンビア大学大学院修士課程修了。1990年より津田塾大学に勤務。

『異文化理解のための日本語教育Q&A』(分担執筆、文化庁国語課、1994年)
『第二言語学習と個別性─ことばを学ぶ一人ひとりを理解する』(津田塾大学言語文化研究所言語学習の個別性研究グループ編、共著、春風社、2006年)
「クリティカルに日本を考える─日本語教育の現場から」鈴木健・大井恭子・竹前文夫編『クリティカル・シンキングと教育─日本の教育を再構築する』(世界思想社、2006年)