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Last updated on May 6, 2019
 

2019年度 共催企画

2019年度
JACET関東支部・東洋大学共催企画(第1回)
講演会
グローバル人材育成と学習成果分析
講演者 : 芦沢 真五(東洋大学)
日 時 : 2018年4月13日 (土) 16:00-17:20
場 所 : 東洋大学白山キャンパス8号館7階 125記念ホール
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「講演概要」と講演時の「講演者略歴」

【講演概要】
科研費によるGJ5000プロジェクト(グローバル人材育成と留学の長期的インパクトに関する、留学経験者5000人への調査結果)と東洋でのグローバル人材育成事業の取組みを紹介する。
http://recsie.or.jp/project/gj5000/

【講演者略歴】
芦沢 真五
1995年フルブライト奨学生としてハーバード大学教育大学院に留学。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス、大阪大学、慶應義塾ニューヨーク学院、明治大学国際連携機構などを経て2013年より現職。2016年よりUMAP(University Mobility in Asia and the Pacific:アジア太平洋大学交流機構)国際事務局事務次長を担当している。現在、科研費基盤研究(B)「外国学歴・資格認証における国際同等性の比較研究」(2016~2018年)の研究代表者として、海外で得られた学位や資格を認証するためのシステム(FCE:Foreign Credential Evaluation)の国際比較研究を推進している。UNESCO「高等教育における学修・ディプロマ・学位の認定に関する世界条約作成に向けた専門家会合」においても日本から選抜された専門委員(2015年~)。また、「高等教育の資格の承認に関するアジア太平洋地域規約(東京規約)」の運用に関し文部科学省アドバイザーとして、東京規約ユネスコ・アジア太平洋地域会議に参画している(2018年10月~)。
「大学の世界展開力強化事業」(日本学術振興会)のプログラム委員および審査員、「グローバル人材育成推進事業」(日本学術振興会)の審査員、複数の大学の国際化にかかわる外部評価委員を歴任。日米間の学生交流活性化のためのTeamUp(http://teamup-usjapan.org/)プロジェクト(日米間教育パートナーシップ構築のための手引き)の制作委員でもある。


2019年度
JACET関東支部・東洋大学共催企画(第2回)
講演会
発達障害のある児童生徒の英語学習における課題
講演者 : 村上 加代子(甲南女子大学人間科学部総合子ども学科准教授)
日 時 : 2019年5月11日 (土) 16:00-17:20
場 所 : 東洋大学白山キャンパス1号館1506教室
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「講演概要」と講演時の「講演者略歴」

【講演概要】
英語教育において学習困難者の存在は決して珍しくなく、程度の差はあれ、授業についてこられない生徒は「スローラーナー」などの用語で説明されてきた。しかしながら個々の困難さの原因や効果的な解決策はほとんど明らかにされていない。さらに深刻な問題は、支援の専門家であるはずの特別支援教育にかかわる教員ですら英語教育の支援はお手上げ状態であり、日本では「通常授業の英語学習についていけない」イコール「英語をあきらめる」選択肢しかないことである。しかし小学校からの教科化、そして小中高の連携が進められている今、こうした現状を変えていく必要がある。本発表では、人口の10%にも及ぶと言われる英語圏の読み困難(ディスレクシア)とその認知的要因について概説し、早期からの教育的介入について紹介する。日本では学習障害(LD)児童生徒がどのようなことに困難を抱えるのか、事例とともにこれからの日本の英語教育の課題について述べる。

【講演者略歴】
村上 加代子
甲南女子大学人間科学部総合子ども学科准教授。英語教育ユニバーサルデザイン研究会代表。